平静とロマン

平成生まれの大正浪漫

文章を書いてみて思うこと

ブログを書くと、一つの記事がだいたい1500〜2000字になる。
書き終わってからプレビュー表示にさせながら読みなおして句読点の位置をずらしたり、ピンとこない表現や文章を差し替えたりするから所要時間は約90分だ。

一週間ほぼ毎日続けて書いてみてあらためて思ったけれど、文章を書くのは本当に難しい。

1日ぼんやり生活しているだけでも、書きたいことはたくさん見つかる。そこは問題ない。
だけど、一つのネタを提示、展開してきちんと終わらせること。これがなかなか頭を使うことなのだ。

わたしはタイトルとか、キーとなる事象をぼんやり決めて、とりあえず一行目を書いたらざーっと最後まで文を書く。
その場でぱっと思いだしたり思いついたりした場面とかフレーズを並べるから、正直書いてる時は前後のバランスとか難しいことは何にも考えてない。
だから一度手が止まると、次の流れをつかむまでに時間がかかるし推敲は必須だ。

推敲をしても、ときどき前の段落が要領を得ないまま終わって次に進んでしまうし、抜いたら説明が足りないけど残したら残したで話が広がりすぎていまいち収束がつかない扱いづらい文が出てきたりする。

いまも書きながらすごく思っているけれど、書いているとだんだん話が違うほう違うほうにずれていって、最初に提示したテーマの結論が出ない。

これは文章力とか技術というより、性格の問題なのかもしれないとちょっと思う。

「面白いことがあったんだけど、話してたら何言いたいか忘れちゃった☆」みたいなこと、よくありませんか?

文章をひたすら書いたら良くなる云々の以前にちゃんと話せるようになるところから練習しないと直らなかったりするんじゃないか、と若干心配になった。