平静とロマン

平成生まれの大正浪漫

二ヶ月後のわたしへ


こんにちは。あるいはこんばんは、おはよう。
お久しぶりです。2017年2月3日、22時くらいのわたしです。

とりあえず浪人はしていないはずなのでもうすぐ入学式だと思いますが、スーツはどうしましたか?ヴィヴィアンのラブジャケットはやめましたか?
とりあえず受験中にたぷたぷになってしまったおなかと二の腕、ふとももを引き締めていることを祈ります。まだならはやく頑張れ。


さて、現時点でのわたしは私立の受験開始まで1週間とすこしとなり、ようやく勉強しようかなあと思いはじめたところです。
友達が週に90時間近く勉強していることに気がついてさっきまで劣等感でいっぱいになっていたのですが、いまは気持ちを切り替えてなんとか後悔・絶望と折り合いをつけてうまく追い込みできるようにこうして手紙を書いて調整しようとしてるよ。


わたしはまだ自分の受験期の終わりかたを知らないんだけど、わたしのここ1年の生活はなんとか有意義なものになれたのでしょうか。

最高で週55時間も勉強しなかったけどこの大学受かったし、勉強は時間じゃないよ!って笑って言える?高校中退して、バイトしながら家で勉強しても大学に入れましたって胸を張れる?


たぶん勉強は時間じゃないよ!とは言えないよね。みんなと同じ時間だけ勉強できてたらたぶん東大レベルまで到達してたよね。諦めずに済んだよね。
けど、どれだけ頑張ろうと思っても机にはりつくことはできなかったし、全力投球の勉強ができないことでどれだけの時間悩んで眠れなくなって涙を流して苦しい思いをしたかはあなたもわたしもよく知ってる。

たとえどれだけ才能に溢れていたとしても努力をする才能が欠けていたら何者にもなれないんだって苦しかったよね。正直、いまでも苦しいよ。実際センター終わってからまた勉強に身が入ってないし。


でも、大学に入れたことが自分を認めてあげるための一つの手助けにはなってるんじゃないかな。
わたしにはわたしのやり方があって、それが世の中の正攻法とは大きく違っているかもしれないけど、わたしはそれでもいいんだって、合格通知が教えてくれるんじゃないかなってすこし期待しています。


あなたがすこしでも生きやすくなっているといいなあ。
なんとなく、いまの自分ができるだけの努力をしてみようかなって気になってきました。

お互いにこれからのことにドキドキしていると思うけど、変に肩の力を入れすぎないように、気持ちいいくらいの力加減で頑張りましょうね。


赤本を枕元に置いているけどそのまま寝ようとしているわたしより