平静とロマン

平成生まれの大正浪漫

燃え尽きる?ない

書くことを続けるということは非常に難しい。
特にわたしのようにぼんやりと日常を生きているだけの人間が、数百字で切り出すことのできるような鮮やかな光景に出くわすことはすくないもの。

2017年は受験が終わって、大学に胸を膨らませて入ったのに気がついたら受験期よりずっと目に光の宿らない生活をしていましたね。さようなら2017年、挨拶が遅れたけどどうぞよろしく2018年。

こんな組織辞めてやる!やっぱりもうすこし続ける!なんてこねこが自分のしっぽを追い回すように同じ場所をぐるぐると回り続けていたらあっというまに自由と開拓に満ちた大学生活は終わってしまうのかもしれないけど、それでもわたしはもうすこししがみついていたいです。

先日、はじめてお話を書いて、人に披露したんです。
900字くらいのみじかい寸劇で、坂元裕二江國香織を足して2で割って5倍に薄めたような作品だったけど、それでも好きだと言ってくれる人がいて、とてもとても気持ちがよかった。

わたしくらいの年だとやはり自分の身を削ってダシをとらないと何もかけないので、ようやく自分自身の生き方が褒められたような気がして、ね。


邪道でもなんでもいいから、生き抜きたい、という気持ちでいっぱいです。
人生の削り節だけじゃなくて、もっと外の世界のことを切り取った文章を今年は書いていきたいな。
どうぞよしなに。