平静とロマン

平成生まれの大正浪漫20歳

かさぶた


深夜なのでひっそりこれの続きです。

彼女を退職しました - 平静とロマン

わざわざ「愛してるよ」と囁き直され、気を抜いたところで全力ブローをぶちかまされるという地獄みたいな"やり直し"をしてくださったので、異常者とスッキリ縁を切れてスッキリ!という気持ちはあるものの、かなり純度の高い悪意を近距離でぶっぱなされた傷はまあまあ深い。


半年間ずっと心配してくれていた友人たちにも「別れて良かった」「ちゃんと縁を切れてえらい」などと言われ、有識者にも「kapapamyが頭おかしいあいつらと関わっても闇堕ちしなくて安心した(ニュアンス)」と言われ、寂しさで魔が差してとんでもない地雷に手を出してしまったんだなあと戦場から抜け出してから改めて感じた。


困ったときに助けてくれる友人がいるのはほんとうにありがたくて、友人のことばにももちろん救われるし、めちゃくちゃに、かつわがままに生きているつもりでもきちんと複数の同性と親密な関係を築けている自分のある程度のまともさにも安心する。


踏み違えてドブに落ちたわたしの今後の生活を健やかに修正するためには必要な苦しさであったのだと思う。
実際、この歳で関わってはいけない人と本当に自分のことを大事にしてくれる人がなんとなくわかる気がするようになったのは大きい学びだろう。


ただ、苦しいものは苦しい。ひどい靴擦れを作っても次の日には靴を履かないと生活できないように、傷ついても起きている限りは精神を稼働させないといけない。


ちょうど先日、すこし小さい革のパンプスをおろしたら痛くて歩けなくなるくらい大きな水ぶくれを作ってしまって、初めてキズパワーパッドを使って感動していた。

こころにはキズパワーパッドなんて都合のいい文明はないのよね〜と嘆いていたら最高の映画(プロメアといいます)に救われて、こころのキズパワーパッドも存在した!と心から感謝した。



1週間でずいぶん元気になったのだけれど、それでも不意にかさぶたを擦って痛みを思い出す。

理性的に考えれば考えるほど幸せな交際ではなかったし、これほど人生にプラスな別れも存在するのねとびっくりするほど未来が明るくなったのだけど、傷が癒えるまでにはもうすこしかかる。

人の悪意はいつでもしんどい。
けれど、世界は思ったより優しくてきらめいているので、生きていける。


なんといったって世界の半分は優しいが住んでいますからね。