平静とロマン

平成生まれの大正浪漫

 

雨が降っている日はずっと眠い。

不規則な生活を何年もしていたので24時か25時に寝て9時に起きる練習を薬の力を借りながらしているが、25時に寝て11時に起きて12時から16時まで場所を変えてまた寝るといったような、起きている時間のほうが短い日ができてしまう。

 

思えばここ何年も、生きることから逃げるために睡眠を取っている気がする。

起きている時間は一人称の「わたし」から離れられないし、自分が生きていることに向き合わなくてはいけないから、眠っている。

いま向き合わなくてはいけないことはいろいろあって、それは自分の将来設計だったり、身体の健康だったり、心の不安定さだったりする。

いずれにしてもいますぐ答えが出るものではないので、考えながらときどき行動して、あとはその時が来るのを待つしかない。

 

好きな人が今日から社会人になったのだけど、いまはわたしから連絡を取らないようにしているので、どうしているかな、と考えている。

同時に、わたしは来年のいまごろどうしているのだろうか、頭の隅に不安がよぎる。

来年の心配をする前に、来月どうしているのかすらわからない。3月31日付で自分が受験生の頃からお世話になっていた塾を辞めたのに、4月1日からメインのバイト先として働くはずだった施設は今も休館で、シフトが決まる前に休館が決まったので5月のお給料は出ない。

 

いまわたしができることは、なにもせずに家にいる期間を無駄にしないようにたくさん本を読んでたくさん勉強して、たくさん文章を書くことしかない。

家にいる間モニターを眺めていることが多くて目が痛くなるので、ずっと欲しかったけれど高いかなと思っていたPC用の眼鏡を思いきって買った。

目が痛くなるから長い間PCは見られない、という言いわけはもう使えないので、あとは努力をするしかない。